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2010年1月25日 (月)

突き進む男・・・。

山崎豊子『沈まぬ太陽』を観た。

山崎作品の王道である《ぶれない正義感を持つ男》と《自分の欲望に忠実に動く男》が出てくる。

国民航空・・・と名称こそ違うものの、言わずもがな日本航空のことを言っている。
事実に基づく描写は当時の123便の悲劇を描いている。
会社を愛し、仲間を愛する労組の委員長、恩地元は数奇な運命を歩むこととなる。
共に戦った行天四郎と戦うさまは山崎作品『白い巨塔』の財前と里見とかぶる。

日航は連載していた週刊新潮を機内に置かないという措置をとるほどにナショナルフラッグカンパニー日航が如何に腐敗の温床であるかを山崎さんは伝えようとしている。

結末は現実に起こっている日航の会社更生法適用にいたるまでは描いていないので少々尻切れトンボではある。
が、日航が2兆円もの負債を抱えるに至るかをこの映画で感じ取って欲しい。

国民航空123便が御巣鷹山に墜落するまでの描写は心に突き刺さる・・・。
当時高校生だった自分は『飛行機=怖い乗り物』というトラウマを持つに事となった事故だ。
リアルに再現された機内の状況、パイロットたちの狼狽が涙を誘う・・・。

お時間のある方、山崎作品が好きな方、是非ともみてください。
インターミッション(休憩)10分を挟む3時間の大作を・・・。

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